周りと同じことをする!「行列店」に行きたくなる心理とは?それは「ケチ」だから

このページは「周りと同じことをするのはなぜ?「行列店」に行きたくなる心理」についてご紹介しています。

周りと同じことをすると、なんだか安心する!

行列店に並んでおけば、間違いなし!と思ってわざわざ、行列が出来ている混んでいる方のお店に行きたくなる・・・

そんな経験、誰しもありますよね。

それは、人間みんな「ケチ」だからなんです。

ケチとは、一体どういうことか?

今回は、「周りと同じことをする心理行列店に行きたくなる心理」についてご紹介します。

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周りと同じことをする心理

周りと同じことをする!「行列店」に行きたくなる心理とは?それは「ケチ」だから

早速ですが、周りと同じことをする心理について解説していきます。

まず、周りと同じことをするといって、思いつくのは「行列店」に並ぶことですよね。

同じような飲食店が2店並んでいたとき、行列が出来ているお店と、ガラガラで空いているお店だったら、わざわざ混んでいて時間がかかるけど、行列店を選ぶ!という方もいると思います。

そうした「行列店」に行きたくなる心理には、こういった理由が隠されています。

「行列ができている」=「多くの人が食べに行っている」=「きっと美味しいはず」

このように考えてしまうのは、人は皆「ケチ」だからなんです。

しかし、この「ケチ」はいわゆるお金を出し惜しむという意味の「ケチ」ではありません。

ここで言う「ケチ」は、「認知的ケチ」を指します。

認知的ケチとは?

認知的ケチとは、あまり興味のないことや、情報や知識を十分にもっていないことについては、極力少ない労力で判断しようとする心理傾向の事を指します。

カンタンにいえば、何かを判断するときにかかる労力をなるべく少なくしようとすること。

こうした心理傾向を「認知的ケチ」といいます。

他には「認知的節約家」「認知的倹約家」などとも言われています。

この「認知的ケチ」という心理傾向があるため、知識が少ない事などを選ぶ時に手っ取り早い方法がガラガラに空いているお店よりも行列店のほうがきっと美味しいんだろう!と思い、そっちに並んでしまうという事なんです。

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人生は選択の連続だから同調する傾向が身近に

周りと同じことをする!「行列店」に行きたくなる心理とは?それは「ケチ」だから

私たちは、毎日のように選択をして生きています。

人生に関わる大きな選択から、小さな選択まで様々です。

その1つ1つにおいて、自分だけの力で判断するのは大変なことです。

美味しいレストランで、食事がしたいと思ってもすべてのレストランで試食することは出来ません。

何か欲しいものでもそうです。

例えばパソコンが欲しいと思っても、パソコンの知識がなければ選ぶのも大変ですよね。

なので、「多くの人の意見」として「行列」や「口コミ」を参考にするのです。

飲食店の口コミが載っているサイトなどが多くあるのは、そういったものを求めている人が大勢いるからですね。

このように、まわりの多くの人と同じ行動をとることを「同調」と言います。

私たちにとって、大変身近な心理であり、様々な場面でみられます。

同調の心理が見られる場面

行列店に行きたくなる以外で「同調」がみられるのは、下記のような時です。

黒いリクルートスーツを選ぶ

黒しかダメなわけではないですが、多くの人が着てる黒が無難なため、とりあえず黒色を選んでおけばいいかと思ってしまう時

周りと意見を合わせる

自分の意見は、周りとは違ったけど、多数派の意見に合わせてしまう。

周りと違う意見を言っても無駄かな?と思ってしまったり納得させる自信がなかったり、自分の意見に自信がなかったりなど様々な要因も含まれるが周りと同じという事で安心する。


など、「同調」という心理は生活の様々な場面でみられます。

周りと同じで居たいという気持ちは「流行に乗る」という行為や「見て見ぬふりをする」というところでも当てはまる心理の一つです。

流行に乗るのはなぜか?女性のファッションへの本音・心理

【見て見ぬふりをする心理】都会の人は冷たい?困ってる人を助けない理由

最後に

今回は、周りと同じことをする、「行列店」に行きたくなる心理についてご紹介しました。

同調という心理は、気付かないうちに私たちも普通に行っているとても身近な心理です。

自分の知識に自信がある場合は、自分の直感や考えを信じて貫こうとしますが、自分の知識に自信がなかったり、そもそも知識自体が少ない場合は、どうしても周りの人の意見や周りの人の行動が気になってしまいますよね。

周りと同じことをするというのは、そういった不安を取り除きなおかつ、少ない知識やない知識でいかに労力を使わないで物事を決定するかという心理が隠されていたんですね。

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