何かとお世辞を言ってくる人っていますよね。
「本当に頼りになる方ですね」、「とても尊敬します」などという言葉で褒められると嬉しい気持ちになりますよね。
この言葉が、本心から言ってる言葉ならいいのですがただのヨイショやお世辞だとしたら、どのような理由や心理から言ってるのでしょうか?
今回は、お世辞ばかり言う人の心理についてご紹介します。
お世辞ばかり言う人の心理
お世辞ばかり言う人は、相手から好意を得たいと思う心理が働きその言動にいたる場合があるようです。
これを心理学用語では、「迎合行動」といいます。
相手の好意を得るための言動のことを指し、様々なパターンがあります。
まずは、相手のことを褒める好意。これがお世辞やヨイショの言動に
そして2つ目は相手の意見に同意するなどです。
「私、料理下手だから~」など自分を低く見せて相手を持ち上げようとする言動もこの心理からです。
笑顔で接するというのも、相手から「怒ってるのかな?」と思われないように行う迎合行動の一つです。
迎合行動の様々なパターン
お世辞という言動以外にも、迎合行動には様々なパターンがあります。
「迎合行動」のパターンについてご紹介します。
賛辞
お世辞を言うことで相手をいい気分にさせ、相手からの好意を得ようとする行動。
これが、1番多い迎合行動の1つです。
ちゃんと心から思っていることで、褒めるのは良いですが、心にもないことで褒めてはただの嘘になってしまいますし、大袈裟なお世辞は、明らかにウソとバレるので注意が必要です。
卑下
賛辞とは反対に、自分を下にすることで相手を持ち上げて相手からの好意を得ようとする行動
これも相手からの好意を得ようとしてする行動の一つです。
自己評価が低い場合にも自分を卑下する場合があります。
同意
相手の意見に同調する行動。
これは、普段の生活の中で誰もがしたことがある行動だと思います。
しかし、周囲の人たちと同じ行動を取ろうとする心理が働く「同調行動」は多用しすぎると「自分の意見がない」「八方美人」と思われてしまう事もあるので注意が必要です。
親切
その人の行動に注意し、何かと気を配る
これは、相手からの好意を得ようと特別な人に対してだけ親切な行動を行うことです。
大袈裟なお世辞にイライラする人へ
お世辞ばかり言われて、なんだかイライラする!という人は
「この人は私から好意を得たいんだ」と冷静に観察し分析すると自然とイライラもなくなると思います。
お世辞というのは、誰でも言うものですし何も特別な事ではありません。
明らかな大袈裟なお世辞を言われたら、確かにイラッとしてしまうかもしれませんが、それはあなたから良く思われたいという気持ちの表れでもあります。
なので、毎回その人の言葉を気にしないことも大切です。
お世辞ばかり言う人は、好意を抱いて欲しいと思う気持ちがある
お世辞ばかり言う人は、あなたから好意を得たいと思ってしてしまうことがあるようですね。
こうした理由から行ってしまう行動なので、決して悪気があってやってる行動ではないですね。
なので、イライラする!と悩んでいる方は、あまり深く考えないことが1番です。
毎回、その人の言葉に振り回されてイライラしてたら疲れちゃいますからね!