このページは「怒る理由がわからない?人が怒る心理」についてご紹介しています。
恋人がデートに遅刻!すごく怒ってしまった。
ただ、会いたかっただけなのに、どうしても怒ってしまう。自分でも、怒る理由がわからない。そんな経験はありませんか?
そして、彼氏、彼女など相手が怒る理由も分からないという場合も。
そこで今回は、人が怒る理由や心理についてご紹介します。
人が怒る理由・心理
早速ですが、人が怒る心理や理由についてご紹介していきます。
まず、怒りという感情は欲求を満たすことが阻害された時などに、その原因になったものに対して生じる不快な感情のことを指します。
攻撃行動をともなう事が多いです。
この怒るという感情には、原因となる根本的な感情が隠されています。
自分では意識してない場合でも「出来事⇒ある感情⇒怒り」のように、何らかの感情が先にわいているのです。
怒りがなぜわいてくるのかその理由は、自分の期待通りにならないからなんです。
期待とは、あることが実現すればいいと心待ちにしていることです。
例えば彼氏や彼女などが待ち合わせ場所に遅れてきて怒る理由は、下記のような感情が隠されているんです。
怒る理由の中にある期待の気持ち
「自分は大切にされているはず」
↓
「だから、約束は守ってくれるはず」
↓
「もうすぐ会えるはず」
という期待や思いがある。
それなのに、相手がなかなか現れないと下記のような感情が沸いてきます。
怒るまでの感情の流れの例
「私は大切にされてないの?」
↓
「もしかして、私に会いたくないの?」
↓
「早く会いたいのに、寂しい・・」
↓
「一緒にいる時間が減っちゃう・・」
↓
「もしかして、何かあったの?事故?」
など、不安や寂しさ、落胆など様々な感情が沸いてくるのです。
しかし、こうした感情はどれも不快なものばかりです。
なので、そんな不快な感情から逃れるために「怒り」の感情に変えてしまうのです。
怒りの度合いは、期待の大きさに比例する
怒りの度合いは、不快な感情の強さに比例します。
つまり期待の大きさに比例しているという事になります。
このように「怒る」という感情の根本にあるのは、思い通りにならなくて困ったという気持ちなのです。
しかし、どんなに怒っても相手にあなたの本当の気持ちが伝わることはありません。
返って怒ることで本当の気持ちが分かりにくくなってしまう事だってあります。
彼氏や彼女が怒っているが理由が分からない。
そういう場面にあなたも合った事があるかもしれません。
怒るという選択をするよりは、怒りに隠れた「本当の気持ち」に向き合って、それを素直に相手に伝えるほうがいいと思います。
怒りっぽい人は余裕がない
私、怒りっぽいな・・・と思う事や周りにそう感じる人がいる場合があると思います。
怒りっぽい人は、まわりに対する期待が大きい傾向があります。
それと同時に、物事を思い通りにしたいという気持ちが強い人です。
過剰な期待は、余裕のなさの裏返しです。
「~べき」と考えることが多い人は、特に注意が必要です。
こういった人は怒りやすい傾向があるのでもし、自分で怒りっぽいなと感じているなら自分自身で「周りへの期待」や「思い通りにしたいと思う気持ち」を知り理解することが大切です。
確かに期待する気持ちなどは誰でもあるかもしれませんが期待し過ぎは注意しないといけないかもしれませんね。
※車の運転中に怒りっぽい人は別の理由があります。「車の運転中に怒る人・人格が変わる人の心理・理由・対策とは?」を参考にしてください。
車の運転中に怒る人・人格が変わる人の心理・理由・対策とは?人が怒る理由は期待する気持ちが隠れている
今回は、人が怒る理由や心理についてご紹介しました。
人が怒る原因は、相手に対して期待している気持ちがあるからなのです。
その期待が裏切られた時に怒りという感情が沸いてきます。
確かに何も興味がなくて期待してない相手なら怒りという感情もあまり沸いてこない事も多いですよね。
なので仲が良い相手や恋人など深い関係の人に対して怒りという感情が沸きやすいのかもしれません。
彼氏や彼女など相手がなぜ怒るのか理由が分からない!と悩んでいる方も今回の記事を是非参考にしてみてください。
理由が分かれば、たとえ相手が怒っていても「自分に対して期待してたからなんだな」と冷静に考えることが出来れば、喧嘩には発展しないかもしれませんね。
あとは自分が怒りやすいと自覚している場合は、期待のし過ぎを無くせば自然と怒るという気持ちが軽減されるかもしれませんね。
※喧嘩の理由にもなる「男女の違い」については、別記事にてまとめましたので参考にしてください。
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