このページは「最後の一つ・最後の1点の服など商品を買ってしまう心理」についてご紹介しています。
ショッピングをしているときに「この服、最後の一つなんです」と言われると、ついつい買ってしまうことはありませんか?
最後の1点と言われると嘘でしょーと思いながらも、今買わないともうこの服買えなくなってしまうかも・・・
という気持ちになり、あまり欲しくなくてもつい買ってしまう!なんて経験、誰しもあると思います。
その行動をしてしまうのは、どういった心理があるのでしょうか?
今回は、「最後の一つ」をつい買ってしまう心理について調べてみました。
目次
「最後の一つ」を買ってしまう心理
「最後の一つ」と言われると、つい買ってしまうの心理は、制限があることで買いたい気持ちが高まるからなんです。
買い物をしていると様々な売り文句を見聞きしますよね。
よくあるのは「値下げしました」
「レジにて○%引き」
といったお財布に嬉しい売り文句ですよね。
また、「売れてます」や「人気商品」といった周りの多くの人と同じ行動をとる「同調心理」をくすぐる言葉もよく使われていますね。
そして、もう一つが今回の「最後の一つ」など限りがあることを表す言葉です。
「数量限定」限りがあることを表す言葉
「最後の一つ」などは、アパレルなどのショップでよく耳にするセリフですね。
「最後の一つ」以外に、限りがあることを表す言葉では下記のようなものがあります。
- 「限定○○個」
- 「在庫あとわずか」
- 「売り尽くし」
- 「残りわずか」
- 「先着○名様」
などがあります。
同じ商品を大量入荷しないため、すぐに最後の1点になってしまうのでしょう。
この「最後の一つ」「最後の一点」などという言葉は、そのときを逃すと買えなくなることいを意味するため、購買意欲を高めます。
でも、どうして購買意欲が高まるの?
その心理とは?
「最後の一つ」で購買意欲が高まる心理とは?
「最後の一つ」で購買意欲が高まる心理とは、どういったものなのか?というと
人は皆、無意識のうちに「自分は自由だ」と思っているため、その自由が失われそうになると抵抗したくなるからなんです。
- 買う・買わないという選択の自由が奪われてしまう
- 自由を奪われたくないから買いたくなる
- 今でなければ、買えないものを買ったという満足感と商品を持っている人が少ないという優越感が味わえる
↓
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これを「心理的リアクタンス」と言います。
心理的リアクタンスとは?
心理的リアクタンスとは、態度や行動の自由が脅かされたときに、その自由を取り戻そうとする心の働きのことをさします。
何かを失いそうになると、それが惜しくなり、反動的にその対象の価値が高まるのです。
「最後の一つ」を買ってしまう心理!この服最後の1点ですに弱い?のまとめ
カンタンには、手に入らないと分かるとそれが妙に魅力的に見えてしまうもの。
手に入れば買ったものに対する満足感も大きくなりますし、希少価値のあるものを手に入れたという優越感も味わえるでしょう。
最後の一点をつい買ってしまう心理には、こんな秘密があったのですね。
「今だけ」と限定されるとつい焦って早く決断しなきゃ!と思いますよね。
いつも必要のないものまで買ってしまう人、購入してしまい後悔している人はこうした言葉にあおられていないか、一度振り返ってみるとよいかもしれません。
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