様々なシーンで正座をする機会はありますよね。
しかし、正座は足が痺れるので、嫌だという声もちらほら。
痺れがひどいときは、立ち上がれなくて恥をかいてしまう時もあります。
そんなときに、痺れを治すものや痺れにくくなるグッズが近くにあればいいですが、なかなかそうはいかないものです。
ですので、グッズ不要の痺れの治し方を知ってたらすぐに実践できますよね。
今回は、グッズを使わない正座の痺れの治し方をご紹介します。
正座の痺れの治し方
正座をしてて足が痺れて立ち上がれない、そんな時には
「痛み」を利用してみるのがオススメです。
痺れよりも痛みによる刺激のほうが脳が優先して感じる原理を利用したものです。
これをすることで、痛みばかりが脳が感じ、痺れのほうは感じ方が弱くなるという流れです。
手順
1.お尻を上げ両手を前につける
正座した状態からお尻を少し上げて、両手を前につけてください。
2.ふくらはぎを重ねる
ふくらはぎをクロスさせるように重ねてください。
3.そのままお尻を下げ体重を少しずつかける
ふくらはぎをクロスさせたまま、お尻を下げてふくらはぎに体重を少しずつかけていく
4.痛みを感じるところで止めて30秒~1分ほど待つ
体重をかけていって、痛みを感じるところで止めてそのまま、30秒から1分ほど待ってください。
これで、痺れがだんだんと薄れていくのが分かるはずです。
体重のかけ過ぎは注意です!本当に足を痛めてしまう可能性があります。
血流をよくして治す方法もあり
先ほどは、痛みを利用した痺れの治し方でしたが次に血流をよくして治す方法を紹介します。
足が痺れる原因として、血液の流れが止まることが考えられています。
正座をすることによって、血管が圧迫されてしまうので足が痺れるという現象が起こるのです。
なので、血流をよくしてあげれば痺れは治るということになりますね!
血流を良くするには
血流をよくするには、血管が集まっている太ももの付け根や足首を揉むと良いでしょう。
もし、これでもダメな場合は前に手をついてお尻を少し上げて足のかかとを上にしてつま先で立つようにしてみましょう。
つまり、アキレス腱とふくらはぎを伸ばすようにしてみてください。
痺れにくい正座の方法とは
正座をした際に、足が痺れた時の対処法をご紹介しましたがそもそも、痺れにくくする座り方があればいいですよね。
まずは、正座に慣れることが1番です。普段、正座をしてることにより自分の楽な位置とかも分かるようになるので普段から正座をするように心がけるのは大切です。
あとは、重心を前のほうにして正座するときにひざとひざの間を少し開けてるように座ると楽になります。
足の甲に体重があまりかからないように座ると痺れにくくになります。
痺れやすい恰好
正座による痺れは、抹消神経や血管が圧迫されて起こるため、タイトなズボンなどをはいてると、より痺れやすくなってしまいます。
もし、正座を長時間するような予定がある日は、緩めのズボンなどがオススメです。
まとめ
正座で痺れて立てないなんて、本当に恥ずかしいですよね。
もし、正座を長時間する予定がある時はタイトなズボンは避けて、正座中は重心を前にしてひざとひざの間をあけるように座ってみましょう。
それでも、少し痺れてきたなと感じたら、お尻を上げて片方の足をふくらはぎの上にのせて座るようにすると痺れが取れていくのが分かるはずです。
万が一のとき、この方法を知っていると役立つと思いますので実践してみてください。