料理などをしている時の突然のやけど!
応急処置としてやけどした部分をすぐに冷やすことは、一般的に知られた手当の方法です。
しかし、冷やしても、冷やしても、ヒリヒリして本当に痛いですよね。
やけど用の薬があれば、いいですが、薬がない場合も・・そんなときに役立つ代用品はないかな?
または、夏なんかはBBQなど外で料理をする機会も増えてくる
そうなると、やっぱりやけど用の薬がない場合もあります。
そんなときに役立つ代用・応急処置の方法をご紹介!
薬がない時のやけどの応急処置
やけどをしてしまったら、何よりもまずは患部を冷やしてください。
冷水などで冷やす、もしくは氷水やアイスパックなどあれば、冷やしてください。
しかし、冷やしただけでは、後に炎症を起こしたりやけどの跡が残ってしまったりする可能性があります。
ですので、やけど用の薬を塗ることが大事ですが、万が一薬がない場合の代用品をいくつかご紹介します。
- 卵白を使う
- 卵の殻の薄皮を使う
- オリーブオイルを使う
- リンゴを使う
- お茶っ葉を使う
卵白を使う
卵の卵白には患部の熱を冷やし、感染を防ぐ働きがあります。
また卵白が乾くと傷口を覆うため、化膿防止にもなります。
使用方法
患部をよく冷やしてください。
そのあと卵の卵白を指先かティッシュ、または綿棒などで優しく患部に塗ってください。
そして、少し経って卵白が温まってきたら、再度新しく卵白を塗ってください。
これを繰り返すだけです!簡単ですね。
卵の殻を使う
卵白だけでなく、卵の殻の薄皮も使えます。
上記でもご紹介したように卵の卵白は抗菌作用が強く、殻の薄皮は天然の絆創膏ともいわれてます。
薄皮を貼ることで炎症を防いでくれます。
使用方法
やけどした部分をよく冷やしてください。
そのあと卵の殻の薄皮を患部に貼ります。
たったこれだけです!簡単ですね。
オリーブオイルを使う
オリーブオイルは、殺菌性に優れています。
また、やけどによる乾燥も防いでくれるため、やけどの跡を少なくしてくれる作用も期待できる代用品です。
使用方法
やけどした部分をよく冷やしてください。
冷やした状態でオリーブオイルを患部に塗ってください。
リンゴを使う
リンゴには、消炎作用がありやけどの炎症を抑えてくれる効果が期待できます。
また、熱も同時に吸収してくれる便利なものです。
使用方法
まず、患部をよく冷やすことは忘れないでください。
そして、リンゴをすりおろしたものを用意してください。
そのすりおろしたリンゴを患部に付けるだけです。
お茶っ葉を使う
冷たくなったお茶っ葉を使います。
冷たくなった出がらしは熱を吸収してくれます。
また、お茶にはご存知の通り殺菌成分が入っているため、やけどの応急処置として利用できるのです。
使用方法
やけどした部分をまずは、よく冷やしてください。
そして、そのあと冷たくなったお茶っ葉を患部に付けます。
たったこれだけです。
サランラップで巻くという方法
上記でご紹介したものを塗ったあとに、乾燥させないように、ラップを巻くのも有効です。
最近では、ラップを患部に塗るラップ療法というものが知られてきました。
ラップ療法は、傷口からの体液で湿らせて、傷を早く治す「湿潤療法」の一つです。
患部にラップを巻きつけてバケツや洗面器に溜めた水に浸け冷やすという方法も一つとしてあります。
しかし、このラップを療法は長い間ラップを巻きつけておくことで、細菌が増えてさらに、悪化してしまうケースもあるという報告もあります。
ラップを使う際はこまめに、キレイなものに取り換えることを忘れないようにしましょう!
最後に
やけどは、後々になっても、ヒリヒリ、ジンジンするあの嫌な痛みが本当に嫌ですよね。
薬がない時の応急処置として、様々ご紹介しましたが、これはあくまでも応急処置です。
もし、改善されないようなら病院にいくことをお勧めします。