仕事でやる気がないと思われる行動と改善するには?

仕事は、自分なりに頑張っているのにいつも周りから「やる気がない」と思われてしまうという経験はありませんか?

自分なりには、必死に頑張っているのに周囲からは、「やる気ない」「仕事をしてないように見える」など”やる気なさそうに見られる”のが多く、悩んでいるという方も多いでしょう。

どうして、私だけ?と思ってしまうかもしれませんが、そういった「やる気がないように見える人」には、共通する特徴や行動がありました。

やる気がないと思われる行動は、ボーとしていたり、私語や愚痴が多いなど多くの原因があります。

そこで今回は、「仕事でやる気がないと思われる特徴や行動」についてご紹介します。

またそこから私が思う「やる気があるように見せる」ためにはどうすればいいのか?も解説していきます。

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やる気がないと思われる特徴や行動

周囲から「やる気がない」と思われてしまったり「頑張ってない」と思われる人には、下記のような共通点があります。

CHECK
やる気がないと思われる行動
  1. 仕事中にため息ばかり
  2. タバコ・トイレが多い&長い
  3. ボーとしてしまう
  4. 私語が多い
  5. 文句・愚痴が多い
  6. 動きが遅い
  7. 学習しない
  8. メモしない
  9. 声が小さい・もじもじしている
  10. 指示されるまで仕事をしない

1.仕事中にため息ばかり

仕事中にため息ばかりついていたら、誰がどう見ても「やる気ないの?」と思われてしまうでしょう。それどころか、ため息は周りのやる気までも奪ってしまう可能性もありますし、雰囲気も悪くしてしまう可能性もあります。

上司からしたら重要な会議中ややる気を盛り上げようとしている場に、ため息ばかりつく人を呼びたいとは思いませんし、仕事を任せるのも不安になるでしょう。

2.タバコ・トイレが多い&長い

タバコやトイレがやたらと多かったり、長いと「サボっている」と思われてしまう可能性があります。

サボっている=やる気がない。と思われても無理はないでしょう。

しかし、適度な休憩は必要ですし、喫煙者にとっては必要不可欠かもしれません。

3.ボーとしてしまう

仕事中にボーとしているのは、明らかに「やる気がない」「頑張ってない」と思われてしまう行動でしょう。

仕事中に、目の前の作業に集中しないでボーとしてしまうのは、様々な理由があると思います。疲れていたり、考え事をしていたり、ちょっと休憩していたり、眠かったり、無意識でボーとしていたり、ボーとしているように思われたりなど様々です。

しかし、どのような理由であっても「ボーとしている」のは、周囲からやる気がないように思われてしまう可能性が高いです。

特に1番厄介なのが、考え事をして真剣な顔がボーとしているように思われてしまう人は、大変です。

4.指示されるまで仕事をしない

上司から指示されるまで、仕事をせずボーとしている人は、どうしても周りから「やる気がない」と思われてしまうでしょう。

指示されるまで仕事をしない人は、「指示待ち人間」と言われることもありますが、そうなってしまう理由は失敗するのが怖かったり、何をしたらいいか分からないといったことでしょう。

5.私語が多い

仕事中に仕事とは関係ない”無駄な私語”が多いと周囲の人や上司は、やる気がないのか?と思うこともあるでしょう。

仕事に関係ない話しばかりしていたら、その話相手の仕事の邪魔もしてしまいますし、自分の仕事も進みにくくなってしまうでしょう。

6.文句・愚痴が多い

仕事内容や職場、人間関係など様々なことに対して愚痴や文句が多い人は、周囲から煙たがられてしまう可能性があります。

そして、そんなに愚痴など納得が出来ないことが多いと、周囲からあの人文句ばっかりで何もしないよね。と悪いイメージを持たれてしまうこともあるでしょう。

文句ばっかりで、何もしてない。頑張ってない人という印象を持たれてしまっては、あなたが損してしまいます。職場などに対して愚痴ぐらい言いたいでしょうが、ほどほどにしたほうが自分のためです。

7.動きが遅い

何をするにも動きが遅いという特徴を持っている人は、どうしても「やる気がない」や「頑張ってない」と思われてしまうこともあるでしょう。仕事ができない人と思われてしまうこともあるでしょう。

上司が仕事を依頼したのに、いつまで経っても取り掛からなかったり、周囲はテキパキと動いているのに一人だけゆっくりマイペースで作業をしていれば、その人だけ目立ってしまうこともあるでしょう。

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8.学習しない

何度も同じミスをしたり、何度教えても覚えないなど、「学習をしない」「学習ができない人」は、やる気がないと思われることが多いでしょう。

教えている側からしたら、何度も同じミスなどを繰り返されると「本当に覚える気あるの?」と思うでしょう。

9.メモしない

これも、上と内容が少しかぶりますが、何かを教わる時にメモを取らない人は、やる気がない。覚える気がないと思われても無理ないでしょう。

10.声が小さい・もじもじしている

声が小さくもじもじしている人は、自信がなさそうに見えます。

自信がなさそうな人は、どうしても仕事ができなそうと思われてしまったり、やる気がないと思われてしまうこともあります。

やる気がないと思われるのを改善するには

周囲から「やる気がない」と思われる人の特徴や行動を上記であげましたが、それぞれを改善するにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、各項目の改善方法も合わせてご紹介します。

1.「仕事中にため息ばかり」の改善方法

ため息をつきたくなる気持ちも分かりますし、疲れることもあるでしょうが、ため息はなるべく我慢です。しかし、どうしてもつきたい時は、トイレの中や喫煙所、または外などで深呼吸をするといいでしょう。

深呼吸をすれば、頭も心も意外とスッキリします。疲れた時のちょっとした気分転換になるのでオススメです。

また、ため息は、どうしても癖になりがちなので普段から気を付けていると自然となくなります。私は、昔から”ため息をつくごとに幸せが逃げる!”と思って、ため息をつかないようにしてきました。

ため息はなるべく我慢!どうしても疲れた時は、外で深呼吸!

2.「タバコ・トイレが多い&長い」の改善方法

タバコやトイレが長かったり多いといった場合は、時間を短めにできるように意識してみたり、やる事がひと段落するまで行かない!など自分なりに決めてみると良いでしょう。

そうすれば、タバコを吸うために仕事を早く終わらせたい!という気持ちがより強くなって、効率アップするかもしれませんね。

やる事を終えた時に行くように心がけましょう。

3.「ボーとしてしまう」の改善方法

疲れや眠さなどは、誰でもあるのである程度は仕方ないことでしょう。どうしてもダメな時は、休憩中に10分ほど仮眠を取るだけでも全然違います。

また、夜しっかりと休めてないため、仕事中に眠くなってしまっているのなら、夜の睡眠が大事です。夜に質の良い睡眠をとるためには、乳酸菌入りのキムチやカルピスを夕飯に取るのがオススメです。

夜に質のいい睡眠を取ることも大切!乳酸菌入りのキムチやカルピスは質のいい睡眠をとるのにオススメです。

4.「指示されるまで仕事をしない」の改善方法

指示される前に動けるように努力をする必要があるでしょう。

これは、長くなるので「指示待ち人間を直したい人へ」”原因”と”直し方”6選にまとめました。

「指示待ち人間を直したい人へ」”原因”と”直し方”6選

5.「私語が多い」の改善方法

話したいことがあるのは分かりますが、今でなくても良いことは仕事終わりなどにするなどの配慮も必要です。

コミュニケーションを取りたいのなら、仕事に関係することを話したり、上司に質問したりすれば「学ぶ姿勢がある」と思われ「やる気がある人」と思ってくれる可能性が上がるでしょう。

プライベートの話はなるべく後で!仕事に関係する話をメインにしよう。

6.「文句・愚痴が多い」の改善方法

文句や愚痴が多いのは、職場などに対して納得してないことがあるからだと思います。

そうであれば、それを改善するために動けば、それはただの愚痴ではなくなります。職場の環境をよくするために一生懸命な人と思われる可能性もあるでしょう。

しかし、その内容によっては上司から煙たがられる可能性も大きいので、よく相談してから行動を開始したほうがいいでしょう。

ただの愚痴で終わらせるのではなく、職場改善のための話し合いになれるように改善のために行動も
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7.「動きが遅い」の改善方法

動きが遅い人は、元からマイペースな人も多いでしょう。もしくは、失敗を恐れてなかなか動き出せないという人もいるはずです。

そういう人は、その作業に取り掛かる前にどのように作業を進めていけば、効率良く進むのか?を頭の中で考えて、ある程度組み立ててから始めるとスムーズに進みます。

複数の作業がある場合は、その準備には何が必要か?を考え、共通する準備があれば先に済ませておけば、何度も同じ準備をしなくて済むでしょう。

しかし、その考える時間が長すぎると「なかなか作業に取り掛からない」と思われてしまうこともありますが、それでもその後の作業がスムーズに終われば、そのうち周囲からの信頼度も上がり理解してくれるようになるはずです。

でも最初は、そうはいきません。どうしてもその組み立てに時間が掛かって、周囲からの目が気になるのならノートに実際に準備には何が必要か?どうすればスムーズに進むのか?など書きながらその組み立ての作業を行うことで、周囲からは作業をしていると思われ、ゆっくりと考えることもできます。

また、当日よりも前に作業内容が分かっているのなら、その組み立てを前日から行っておくことで当日スムーズに動き出すことが出来るでしょう。

事前の準備や作業の順番を組み立てて計画をする癖をつけておくとスムーズに作業を終えることが出来るようになるでしょう。

このように要領よく進めるためには、「要領のいい人と要領の悪い人の特徴の違いとは?それぞれを比べてみた結果」を参考にしてみてください。

要領のいい人と要領の悪い人の特徴の違いとは?それぞれを比べてみた結果

8.「学習しない」の改善方法

何度同じことを教えても覚えられないのなら、そこにどのような理由があるのか?自分でも把握できてなければ、改善するのは難しいかもしれません。

まずは、なぜ同じミスを繰り返してしまうのか?なぜ覚えられないのか?を自分なりに自分のことを分析し、原因を探っていくしかないでしょう。

また、先輩などに「覚えようとしても覚えられないんです」と伝えて相談してみてもいいと思います。ただ「覚え方が下手」であったり、「やり方が間違えているだけ」という場合もあるからです。

また、覚えられないのなら「メモ」することが大事です。メモも取らず「覚えられないんです!」は、当たり前のことです。

昔、指導係をしていた頃にメモやノートを持ってない人が教えてください!ときたら、最初に「メモしないで本当に覚えられる?」と聞いてました。メモを取る癖をつけましょう。

学習するためにメモを取る癖をつけましょう。そして周囲にいる仕事のできる人や要領のいい人に覚え方のコツを学ぶのもオススメです。

9.「メモしない」の改善方法

もちろん、メモなんて取らなくても完璧に覚えられるし!という人もいるかもしれません。しかし、毎日色々な作業の中でふと分からなくなってしまったり、見直すことで初心に帰って大事なことを思い出す瞬間もあります。

私は、売り上げが下がってどうしようもなくなった時に昔に書いたノートを読み直し、初心に帰って「何が問題なのか?」をよく考えてました。

どれだけ覚えるのが得意であっても、未来の自分のためにメモをする癖をつけておくことをオススメします。

メモは今の自分のためだけでなく、未来の自分のためにも必要!

10.「声が小さい・もじもじしている」の改善方法

これは、もう人のイメージや印象の問題なのでどうしようもないことですが、反対をいえば声を大きくしてハキハキと喋れば、自信があるように見えるようになるということです。

自信満々の人は、自然とやる気もあるように見えてしまうのが不思議なものです。

印象はとても大事!大きい声でハキハキと話すだけで自信があるように見えて、やる気があるようにも見える!

やる気があるように見せるには

”やる気があるように見せる”ためには、上記で述べた改善策を取り入れてみることが大事です。

まず、外見やイメージ、印象などはとても大切です。ため息ばかり・声が小さい・ボーとしてしまうなどの外見的なイメージや印象は、それを無くすだけでガラリと印象は変わります。

また、それ以外の行動に関しても、改善するための努力を行うことで周囲にあなたに頑張りが少しずつ伝わっていくでしょう。

そして、”誰よりも努力している姿”を見せ自分をアピールすることが「やる気」があるように思ってもらうための一番の近道です。具体的には下記のようなことをして”自分をアピールする”のが大事です。

CHECK
自分をアピールするためには
  1. 早く出勤する
  2. 残業する
  3. 結果を出す
  4. 質問してメモをする
  5. 会議で発言する
  6. 与えられた作業よりも先を率先してする

1.早く出勤する

誰よりも早く出勤をして、掃除をしたり仕事をしていれば、「あの人やる気あるな」と周囲が思ってくれるでしょう。

しかし、毎日早く出勤するのは大変ですし、寝不足で仕事中に眠くなってしまって効率が下がってしまうようなら、無理は禁物です。

2.残業する

残業をして、誰よりも仕事を行うことでやる気アピールができますが、「仕事が終わらなかったため作業をしている」と思われると「仕事ができない人」と思われてしまう可能性もあります。

また、残業ばかりしていたらこちらも寝不足になり、仕事中に集中力がなくなったり、効率が下がってしまう可能性があるので、無理は禁物です。

3.結果を出す

なんだかんだ言っても、結局はこれです。結果が全てです。結果が出るように、自分が出来るだけのことを一生懸命しましょう。

例え、その途中で失敗してしまっても、結果が出るまで諦めず努力を行えば、それは失敗ではなく、成功や達成への通過点となります。

4.質問してメモをする

上司や先輩などに仕事内容に関しての質問などをして、その返答をしっかりとメモするようにしましょう。

「学ぶ姿勢がある」=「やる気がある」と思われるので、誰よりもこの仕事を覚える気があるのをアピールするためにも「メモ」は必ずするようにしましょう。

5.会議で発言する

「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の”違い”を〇〇項目で比較してみた」でも触れたように、会議中が、あなたの仕事への考え方や姿勢を大勢の人にアピールできる場でしょう。

どれだけやる気があって、頑張っていても会議中に質問されたことに対して答えることが出来なかったら、普段から何も考えてない人と思われてしまう可能性もあります。

会議中にしっかりと発言が出来るように、普段から問題点・原因・改善策などを常に頭に入れておくようにしましょう。

「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の”違い”を〇〇項目で比較してみた

6.与えられた作業よりも先を率先してする

与えられた仕事をするのは、当たり前です。しかし、周囲にやる気があるように思ってもらうためには、与えられた作業以上のことを自ら考え行う必要があります。

仕事で評価されない時に”するべきこと”は?評価が下がる特徴や行動」でも紹介したように、与えられた「仕事のみこなす」のではなく、その先のことまで考えて率先して出来ているか?が重要です。

上司から指示された仕事には、どのような意味や意図があるのか?それを自ら考え、率先して行う努力を行うことで周囲からの信頼も厚くなるでしょう。

仕事で評価されない人の特徴や習慣的な行動とは?

まとめ

今回は、「仕事で”やる気がない”と思われる行動や特徴とは?改善するには?」をご紹介しましたがいかがでしたか?

仕事を一生懸命頑張っているのに、「やる気がない」と思われてしまうのは、悲しいですよね。

しかし、その原因にはちょっとした行動が関わっていることがあります。今回、紹介した行動などをもし取ってしまっているようなら、そこを治すだけで周囲からのイメージはガラリと変わるはずです。

そうなれば、あなたの頑張りがちゃんと周囲にも伝わっていくでしょう。せっかくのあなたの頑張りを無駄にしないためにも今回紹介した「やる気がないと思われてしまう行動や特徴」には気を付けてくださいね。

「コミュニケーション能力アップ」の”様々な言い方”の早見表