仕事で評価されない人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?
こんなに頑張っているのに「上司に認めてもらえない!」「正当に評価されてない!」「仕事ができない評価をされている!」と思う時はありますか?
「「仕事で正当に評価されない」って人、本当に評価される仕事をしているの?」でもお話ししましたが、仕事で評価されないのはそれなりの理由があると思います。
しかし、自分なりに頑張っているのになかなか評価されないと、どうしたらいいか分からなくなってしまいますし、モチベーションも下がりますよね。
そんな「仕事で評価されない人」には、どのような特徴や行動があるのでしょうか?「仕事で評価されない人」は、「仕事ができない人」の特徴や行動などとも共通している部分もあります。
それらを知ることで改善策も見つかり、上司からの高評価に繋がっていくかもしれません。そこで今回は、「仕事で評価されない人の特徴や行動」についてご紹介します。
※インターネット上には、同じような類似ページも多いので今回は自分なりの考え方や体験談も踏まえて私の考え方主体で記事を進めていくのでこれが全て正しいというわけではありません。しかし、中間管理職という上も下の気持ちも分かる立場で働いていた頃の経験から感じたことをまとめてあります。
目次
仕事で評価されない人がやりがちな行動や特徴とは
なかなか周囲から正当に評価されないと感じている人が”やりがちな行動や特徴”には、どのようなものがあるのでしょうか?
こちらの項目は、「仕事ができない人」がやりがちな行動や特徴とも共通している部分もあります。下記の項目に自分が当てはまっていないか、チェックしてみてください。
- 与えられた仕事のみをこなす
- 与えられた事が終わればすぐ帰る
- 自分のことで精一杯
- 先のことを考えてない
- 改善策がいえない
- すぐに落ち込みそのまま
- 会議などで発言できない・しない
- ため息が多い・暗い顔
- 仕事中に考え事をしてしまう
- トイレや喫煙タイムが多い・長い
- 教わった事をメモしない
- 以前教わった事を3回以上聞く
- 優先順位をつけるのが下手
- 無駄な作業が多い
- 要領が悪い
- 努力は誰かの前だけ
- 愚痴が多い
- 上司の言いなり・イエスマン
1.与えられた仕事のみをこなす
まず、仕事が評価されない原因としてあげられるのは、「与えられた仕事のみをこなしている人」です。上司から〇〇しておいて、と頼まれた時にそれだけをただ「こなす」人は、上司から評価されることは少ないでしょう。
ここでポイントなのは、二つです。
「与えられた仕事のみ」と「こなす」という二つです。
与えられた仕事をするのは当たり前です。しかし、仕事がなかなか評価されない人の特徴として与えられた仕事だけをこなし、その先のことを考えてないことが多いです。
例えば、「この資料コピーしておいて」と上司に頼まれたとします。仕事ができない人や仕事が評価されない人は「分かりました」と言ってコピーして上司に渡すでしょう。
まさにただ「作業をこなしているだけ」です。
しかし、仕事が評価される人や仕事ができる人は、「その資料は何に使うのか?」を上司に確認します。そして、会議に使うことが分かったらその先のことまで考えて行動します。
会議に使うのなら、先に少し目を通しておけば今回の議題について事前に考える時間も取れるようになるでしょう。(しかし、ゆっくり読み過ぎてコピーの作業が遅くなるのは禁物です。)
また、会議で使うのなら見やすいようにホッチキスでとめておく。会議室に並べて置くなども出来るはずです。
仕事が出来る・出来ない。仕事が評価される・されない。の違いは、与えられた仕事以上に率先して出来ているかどうかが重要な違いでもあります。
2.与えられた事が終わればすぐ帰る
仕事が評価されない人は、与えられた仕事だけこなすと書きましたが、その作業が終われば周囲の人を助けようとはせず、さっさと帰ったり休憩に入ることも多いです。
しかし、仕事はチーム戦でもあります。周囲に困っている人や終わってない人がいれば、助けてあげる気持ちも大切です。
”周囲を助けるから評価される”わけでも、”周囲を助けないから評価されない”わけでもありません。
しかし、「仕事ができない人」や「周囲から評価されない人」は、自分の評価を上げることに意識が向き過ぎて周囲を見れてない場合もあるのです。
仕事で評価されないと感じている場合、自分の評価はどうすれば上がるのか?と考えて悩んでいるあまり、周囲のことに目を向ける余裕がない場合があります。
そういった人は、周囲の環境を良くしようとする気持ちや努力が出来る余裕もないので、環境を良くしようと努力をしない・または出来ないといった特徴もあります。
3.自分のことで精一杯
評価されたい!と強く思うあまり、自分の仕事だけでいっぱいいっぱいになっている可能性があります。
そうなれば、他人のことなんて気にしてる余裕はないので、どうしても自分のことで精一杯になってしまうでしょう。
4.先のことを考えてない
このまま、この作業をしていたらこの先はどうなるのか?ということを考えているかどうかも大きな差になります。
このまま、目の前の作業を続けていたら、どういった結果が出るのか?
仕事が出来る人や評価される人は、その作業の先のことまで考えています。その作業の先まで考えて、軌道修正もうまいので失敗のリスクも極力減らすことができます。
しかし、「仕事ができない人」や「評価されない人」は、その作業で精一杯になっている傾向が強いです。そのため、先のことを考えられず失敗してしまったり、失敗しても切り替えるまでに時間が掛かってしまうことが多いです。
5.改善策がいえない
売り上げが下がってきた時に、どうすれば改善できるのか?を常に考えているかどうかで、周囲からの評価は変わってきます。
考えているようで、実際は考えてない。そして行動出来てない人は、上司から突然「売り上げが下がってきているけど、どうなっているんだ?」と言われた時に、すぐに答えることが出来ないでしょう。
すぐに改善策を並べ、それに向けてどのようなことをしているか答えることは出来ないでしょう。
どれだけあなたが、売り上げを上げるために必死に頑張っていても、上司から聞かれた時に「答えることが出来るかどうか」で評価が大きく変わってしまうのは、どうしようもない事実です。
6.すぐに落ち込みそのまま
何か失敗をした時に、すぐに落ち込む人は周囲からの評価が低くなりがちです。
それは、何か失敗したとしても落ち込むことなく、すぐに改善策を考えてそれに向けて行動出来る人と比べれば、どちらが職場に居てくれたら助かるか考えれば一目瞭然です。
落ち込むことは決して悪いことではありません。しかし、落ち込むことで終わるのではなく、その先を考えて行動出来るかどうかで周囲の人の評価は大きく変わってきます。
7.会議などで発言できない・しない
会議中などで発言をしない人や発言ができない人は、上司から評価されにくい傾向はどうしてもあります。
営業成績など結果が目に見えて分かるような職場であれば別ですが、そうでない職場であれば、会議中の発言などがその人の考えていることや仕事に対しての姿勢を知ることができる場所です。
会議中が、自分の考え方などをみんなに知ってもらえる場、そしてそこから評価してもらえる場所と言っても過言ではありませんよね。
しかし、そんなアピールの場で発言ができない、もしくはしない人は、周囲から評価される機会はグンと減ってしまうでしょう。
8.ため息が多い・暗い顔
仕事が評価されない人の特徴として、「ため息が多い・暗い顔をしている」といったこともあります。
これは、その人のイメージの問題ですが、仕事中にため息が多かったり暗い顔をしていたら「やる気ないのかな?」と思われてしまったりなどマイナスなイメージを持たれてしまう可能性があります。
せっかく頑張っているのに、周囲から評価されない原因はそういったちょっとしたことの可能性もあるのです。
ため息をつきたくなる気持ちも分かりますが、人前でため息をつくのは避けたほうがいいですね。
9.仕事中に考え事をしてしまう
仕事中に何か考え事をして、ボーとしてしまうことがあれば、周囲からは「あいつまたボーとして仕事してないよ」と思われてしまっている可能性があります。
サボっているような印象を持たれてしまえば、どれだけ頑張っても評価に繋がらないのも無理ないですね。
10.トイレや喫煙タイムが多い・長い
トイレや喫煙タイムがやたらと多かったり長いとこれも「サボっている」という印象を持たれてしまう可能性があります。
仕事中に疲れて、ちょっと息抜きしたい気持ちも分かります。しかし、あまりにも長かったり回数が多いとあいつ、サボってるよと思われてしまうのでほどほどにしたほうがいいでしょう。
特に、喫煙タイムはタバコを吸わない人からしたら、ズルい時間帯でもありますよね。
11.教わった事をメモしない
教わったことをメモしないのは、「やる気がない」と思われてしまう可能性が高いです。
もちろん、完璧に1回で覚えられるあなたの能力を全員が知っているような環境であれば問題ないですが、メモを取らずそのあと同じ質問をしている場面を見かけたら「覚えられないくせになんでメモ取らないの?」と思われてしまう可能性が大きいです。
どれだけ自信があって、覚えられると思っていることでもメモを取る癖をつけておいたほうがいいでしょう。
12.以前教わった事を3回以上聞く
もうこれは、低評価に直結するといっても過言ではありません。以前教わったことを3回以上、しかも同じ人に聞いていたらその人からの評価はどんどん下がっていくでしょう。
特にメモを取ってない場合は最悪です。メモを取ってないから覚えられないんだよ。なぜ、覚えられないのにメモを取らないの?と思わてしまいます。
しかし、メモを取っているのにそのメモを確認することをせず、何度も同じことを聞くのも駄目です。
13.優先順位をつけるのが下手
仕事をする上で、毎日色々な作業がありますよね。そんな複数の作業の中で、「優先順位をつけて」今やるべきことを決めるのが下手な人は、周囲から評価されにくい傾向があります。
それは、なぜかというと「今やるべきことが出来てないから」です。
例えば、何かトラブルが起こった時に「それ今やる必要ある?」ということを淡々とやっていたら、「あいつ使えない」と思われてしまうこともあるでしょう。
売り上げが悪いのに、するべきことを後回しにして今やるべきことが出来ていなかったら、結果も伴いませんし周囲からの評価も下がってしまうでしょう。
14.無駄な作業が多い
優先順位をつけるのが下手なため無駄な作業をしてしまう傾向があります。
そのため、今やるべきことに意識をうまく向けることが出来ず、結果が出ない、周囲から認められないという結果になってしまっている可能性があるのです。
15.要領が悪い
要領が悪いので仕事がはかどらない、目標達成ができない、結果がでないなどの結果を招いてしまっている可能性があります。要領が悪いと、どうしても「仕事ができない人」というイメージを持たれやすいです。
また要領が良い人は、作業効率が良いだけでなく、作業をさっと終わらせて周囲の人とのコミュニケーションの時間を設けるのがうまい人も多いです。
しかし、要領が悪いと目の前の仕事だけに夢中になり、周囲とのコミュニケーションに時間を割くことが出来ないため、周囲に理解される機会が「要領の良い人」に比べて当然減っていくでしょう。
※要領を良くしたいのなら「要領のいい人と要領の悪い人の特徴の違いとは?それぞれを比べてみた結果」を参考にしてみてください。
要領のいい人と要領の悪い人の特徴の違いとは?それぞれを比べてみた結果16.努力は誰かの前だけ
自分の努力を認めてもらいたい!と強い気持ちがあるため、誰かが見ている時に沢山の努力をする人がいます。
たとえば、職場のトイレが汚かったとします。周囲に誰もいなければ、無視しますが、上司などがいれば手洗い場をキレイに掃除したりなどします。
これは、例えですが誰かの目がある時だけ普段はしないような努力をして、認めてもらおう!としてしまう傾向もあるようです。
17.愚痴が多い
周囲からの評価が低い人は、「愚痴が多い」特徴があります。愚痴を言うのは、周囲に対して納得できないことがあるから言うのですよね。
しかし、仕事が出来る人は「愚痴」だけで終わりません。
愚痴=会社のダメなところとして、改善するための努力をしています。なので、周囲からみたらそれはただの「愚痴」ではなく、「会社のダメなところ・会社を直すべきところ」として前向きに捉えられる傾向があります。
しかし、文句を言うだけ言って何もしない人が同じことを言っても、結局はただの「愚痴」なのです。
その「愚痴」を言うだけでスッキリしてお酒を飲むか。
その「愚痴」を言って、改善するための努力を日々続けるか。
その違いはとても大きいですし、周囲からの評価も変わってきます。
18.上司の言いなり・イエスマン
イエスマンは、上司からしたら「便利」かもしれません。しかし、イエスマンは、上司の言いなりになって自分の意見が言えないのでなかなか結果が出ないということもしばしばです。
特に現場に近い上司であればまだいいですが、現場のことをよく分かってない上司の言うことを聞いていたら、現場の環境が悪くなって働きにくくなり、現場のみんなのモチベーションが低下=売り上げ低下など最悪な結果を迎えてしまう可能性もあるでしょう。
しかし、上司自体は自分が指示したからこうなったとは思いません。イエスマンのあなたの決断力や判断力が低いと評価するでしょう。
最後に
今回は、「仕事で評価されない人の特徴や習慣的な行動」についてご紹介しました。
この特徴を改善していくことで、仕事で評価される人に近づくことが出来るようになるでしょう。
次の記事⇒「仕事で評価されない」状況を改善するには?するべきこと11つ
また『仕事で評価されない人の特徴』について、今回は18点あげましたが、そもそも「実力があるのに評価されない!」と思っている人は、『本当に周りから認められるだけのことをしているのか?』という疑問も残ります。
そして、その『頑張り方は間違えてないか?』なども大切だと思っています。
それは、この「「仕事で正当に評価されない」って人、本当に評価される仕事をしているの?」で読んでもらえたらと思います。(私の本音が出ていますが決して喧嘩を売ってるわけではありません(>_<))