このページでは、ビジネスシーンで使える「うまい断り方の文例・敬語」についてご紹介しています。
ビジネスマンは、様々な提案や申し入れを受けます。その提案が、必要なものでしたら快く引き受ければ良いかと思いますが、中にはお断りしたい話もあるはずです。
そんな時に、相手を気遣いながらもハッキリと断る「うまい断り方の文例・敬語」をご紹介します。
角が立たないように丁寧にうまく断る事は、ビジネスシーンでは、必須です。いざ!という時に、シッカリと使えるように覚えておきましょう。
うまい断り方
角が立たないうまい断り方として、様々なパターンがありますので今回は下記の2パターンのフレーズを紹介します。
- 角を立てずに断る基本フレーズ
- どうしてもキッパリ断れない時に
1.角を立てずに断る基本フレーズ
角を立てずにうまく断る基本的なフレーズです。
いたしかねます
自分の本意ではないが、それは出来ないという意味です。
例⇒「その件につきまして、私ではご返答いたしかねます」
今回は、見送らせてください
大事なポイントは「今回は」というところです。
今回は断るが次回は可能性があるという意味合いを含ませている為、相手と縁を切らず断る事が出来るフレーズです。
お役に立てず残念です
相手の気持ちを損なわないようにしながら、ハッキリと断るには定番のフレーズです。
力になりたいのは、やまやまですが・・というニュアンスを相手に伝える事が出来ます。
けっこうなお話ではありますが
相手の要求を断らざるをえないが、人間関係はこれからも円滑に続けていきたい場合に使うフレーズです。
例⇒「けっこうなお話ではありますが、わが社でお引き受けするのは無理だと思います」
お汲みとりください
相手の無理な要求に対して使うフレーズです。
こちらにとって、無理な要求であるという事を伝える事が出来ます。
ご無理をおっしゃらないでください
「そこを何とか」と粘ってくるような場合にうまく断る伝え方。
相手がしつこく要求してきても、丁寧になおかつキッパリ断りましょう。
そのようなことは、いっさいお断りさせていただいております
筋違いな要求などをキッパリと断る時に用いる言葉です。
2.どうしてもキッパリ断れない時に
それでも、どうしても断れない時の対応についてです。
お話は承りました
相手からの要求にすぐに返答したくない場合に用いるフレーズです。
大事なポイントは、「お話は」と文頭につける事を忘れずに!
単に「承りました」だけだと、依頼を引き受けますと勘違いされてしまうので注意が必要です。
ビジネスシーンでは、とくに「お話は承りました」と答えれば、脈はないと察してくれます。
すぐにはご返答できないのですが
イエスかノーか曖昧なままにして話が自然消滅するのを待ちたい時に使うフレーズです。
こういった返答をすれば、相手も空気を読んで引き下がってくれる事もあります。
その他のうまく断る時に役立つフレーズ集
うまく断る時にどのような状況なのかによっても使い分けが必要です。
下記の状況については、別記事にてまとめましたので参考にしてください。
・【飲みの誘いを断る例文7選】上司や取引先からの食事をドタキャンする場合にも
最後に
断る時の敬語の使い方などは、難しいですよね。
相手に嫌な思いをさせないように、気を付けながらキッパリと断る。
うまい断り方は、ビジネスシーンにおいて必ずといっていいほど必要です。
相手と縁を切らずシッカリと断る話し方を身につけましょう!