セキュリティー面が安心できたり、コンシェルジュのサービスがあったりと最近人気の高いマンション。
しかし、窓の結露がひどくて対策方法に悩んでいる方も結構多いのではないか?と思います。
私もその1人でした。
何かいい裏ワザはないかな?と色々探しました。
窓の結露を放っておくと、カビやダニの発生にもつながってしまいますし、特にお子さんなどがいる家庭は気を付けたいですよね。
そこで、今回はマンション窓の結露を防ぐ対策方法・裏ワザをご紹介します!
窓の結露対策
結露は、室内の窓や壁などに水滴が発生してしまう事ですが、これは室内と屋外の温度差が激しい時に発生してしまいます。
具体的に数字をあげますと窓や壁の表面温度が9.6度以下になった場合や室温20度で湿度50%になると結露が発生します。
これを元に「結露対策」を考えていきましょう。
結露対策の方法として、主に下記のような2つがあげられます。
一つずつ詳しく説明していきます。
- 換気や除湿を行って室内の水蒸気量を減らす
- 断熱や暖房を行って表面温度を上げる
1.室内の水蒸気量を減らす
まずは、室内の水蒸気量を減らす事を意識してみましょう。
室内の水蒸気量を減らすには、下記のようなことを意識してみると良いです。
- 窓の近くに植物や水槽を置かない
- 換気・除湿をこまめにする
1-1.窓の近くに植物や水槽を置かない
植物や水槽からは、気付かないかもしれませんが常に水蒸気が出ています。
よって窓の近くなどに置くことで湿気が増えて結果、結露になってしまうのです。
結露に悩んでいる方は、窓の近くにそういったものがないか?一度、確認してみましょう。
1-2.換気・除湿をこまめにする
室内の湿気が多いと感じた時は、換気扇を回したり空気が通る道を作ってあげたりしましょう
加湿器をあまり使いすぎない事と除湿器をうまく使って湿度を下げる事が大切です。
室温は20度程度、湿度40~50%に維持するようにしましょう。
湿度が上がってしまう要因として以下のような場合が多いのでこういった時は換気扇を回すなどすれば、結露が発生しにくくなります。
調理中の換気
調理中は、換気扇を回しましょう。
更に風通りをよくするときに、キッチンの窓と反対側の部屋の窓を10ほど開けて空気が通る道を作ってあげましょう。
調理後、1時間ほどは窓をあけておくと良いと思います。
浴室の換気
入浴が完了したら、冷水で浴室全体に水をかけて浴室全体の温度を下げてあげましょう。
そして、浴室の換気扇を回し窓と扉を10㎝ほど開けて空気が流れる道を作って湿気を外に逃がしてあげましょう。
また、残り湯をためておくと湿気の原因になってしまうので、捨てるといいでしょう。
洗濯物を干す場所
洗濯物の室内干しは、部屋でなく浴室がオススメです。
浴室に突っ張り棒などを取り付け、換気扇を回すしながら干すと良いです。
扇風機などあれば洗濯物に風をあてれば早く乾きますし、冬などの寒い時期は除湿器を使うと早く乾きます。
2.断熱や暖房を行って表面温度を上げる
窓や壁の表面温度が9.6度以下になった場合に、結露が発生します。
ですので窓に断熱シートを貼ったり、暖房の使い方を工夫しましょう。
2-1.窓に断熱シートを貼る
窓への熱の伝わりを抑える事で、結露防止につながります。
▼接着剤不要で簡単に貼り付け可能な断熱シート
利用できない窓もあるようなので、確認を忘れずに。
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お金をかけたくない場合は
窓に段ボールや新聞紙などを貼っても結露対策になります。
吸収力の高い新聞紙を窓に貼ったり、サッシ部分に折って挟むように置いておくと新聞紙が水蒸気を吸ってくれます。
2-2.暖房の使い方について
室温を上げすぎないように注意しましょう。
昼と夜の温度差が激しい場合にも結露が発生してしまいます。
室温を上げすぎないように、暖房はほどほどに。
結露の掃除に役立つ手作り結露防止液
結露を防ぐ対策方法をご紹介しましたが、最後に結露の掃除をする時に役立つ手作り結露防止液をご紹介!
これを使うだけで5日くらいは効果が持続するので、週に1度から2度拭くだけで、結露を防ぐ事が出来ます!
- 食器用洗剤(大さじ1)
- 水(200ml)
食器用洗剤には界面活性剤が含まれているので、簡単に結露防止液が作れます。
手順
水200mlに対して大さじ1杯の食器用洗剤を溶かします。
それを雑巾などに染み込ませて窓を拭いて下さい。
少し泡立つので、乾いた布で拭き取ります。
もし上記の方法が面倒だという方は、クッキングペーパーに食器用洗剤を少したらして、水にちょんちょんとつけてそのまま窓をふいても大丈夫です。
その時、泡立ちますが同じクッキングペーパーで拭き取ってください。
ある程度、泡が残っていても時間が経てば消えます。
これで塗った場所は、水滴がつかないです!
結露を放っておくと
結露は、放っておくとカビやダニ、腐食の原因ともなってしまいます。
人間の命にも関わる大きな問題を引き起こす可能性もありますので、その原因を知り充分に対策をとっていきましょう。
カビとダニ
カビが繁殖する条件としては、温度と湿度とエサがあります。
冬は暖房により暖かい状態が保たれていますよね。
そして、台所などから出る湿度。
それにプラスで結露が最後の条件のエサを与えてしまうのでカビの発生が起こってしまうのです。
結露は、空気中のゴミなどをキャッチし留めてしまいます。そこがカビが好む場所になってしまいカビが繁殖する原因ともなってしまいます。
そして、ダニも上記と同じような条件で発生します。
木材などの腐食
最後に厄介なのが腐食です。
水分を壁紙が吸い込んでしまい、そのまま時間が経つと中の木材などを腐らせてしまいます。
そうなると、耐久性にも問題が出てきますので地震などが起こった時は大変です。
命に関わる事につながる可能性も十分にある「結露」
今回、紹介した方法でしっかりと対策をしていきましょう。
最後に
窓の結露の掃除って本当に面倒ですよね。
こまめに拭いても気付いたらすぐに!
そんな時に今回ご紹介した結露対策の裏ワザを是非、活用してみて下さい!
普段の生活の中で換気などの予防策や掃除の際に、結露防止液などを使って拭くだけでぐーんと楽になります。
是非、試してみて下さいね。