このページでは、ビジネスシーンやプライベートでも使える「電話をかけるときに使う礼儀正しい話し方・敬語の例文」についてご紹介しています。
電話を目上の方にかける時に使う礼儀正しい話し方をご存知ですか?
電話をかけるときのマナーは、しっかりと覚えておきたいものですよね。
今回は、電話をかける時に使う礼儀正しい話し方と敬語の例文についてご紹介します。
目次
電話をかけるときの礼儀正しい話し方
電話をかけるときの礼儀正しい話し方として、様々なパターンがありますので今回は下記の7パターンのフレーズを紹介します。
- 電話での基本フレーズ
- 夜遅くに電話する場合
- 相手が休日の場合は
- 何度も電話している相手には
- 謝罪をする場合
- 時間がない時に用件だけ伝える場合
- 電話の声が聞きにくい時に使う
1.電話での基本フレーズ
今、お話してよろしいでしょうか
電話は、相手にとっては約束なしで突然かかってくるものです。
ビジネスなどでは、「お話してよろしいでしょうか」と都合を聞くのが最低限のマナーである。
2.夜遅くに電話する場合
夜分恐れ入ります。
夜21時以降に電話をする時、用件を切り出す前に使いたいフレーズです。
夜分失礼いたします。
こちらも上記と同様、夜21時以降に電話をする時、用件を切り出す前に使いたい言葉です。
3.相手が休日の場合は
お休みのところ、誠に恐れ入りますが
休日には、急用でない場合以外には連絡をしないのがマナーです。
しかし、どうしても電話連絡をしなければならない場合に使うフレーズです。
「お休みのところ誠に恐れ入ります。」と切り出し申し訳ないとの気持ちを伝えて切り出す。
4.何度も電話している相手には
たびたび恐れ入りますが
同じ日に同じ相手に追加の用件で二度以上電話する時に使う言葉です。
何度か先方に電話をして同じ人が取り次ぎに出た場合にも使えます。
いつも電話ばかりで失礼しております
相手が、電話に出てあいさつを交わした後に使うのがいいです。
いつも電話ばかりでなかなか会えない人に使うと会う機会がなくても決して相手を軽く思っているわけではないという気持ちを伝えられます。
5.謝罪をする場合
電話で大変申し訳ございませんが
謝罪する場合、先方に出向いて謝るのが筋であるが遠方の場合など、まず電話で謝らなければならない事があります。
そんな時は、「電話でたいへん申し訳ございませんが」と謝罪の前に断りを入れ「改めて後日、お伺いいたしますが取り急ぎお詫びをと思いまして」と続ければこちらの誠意が伝わります。
※先方に出向いて謝罪する時は、下記を参考にしてください。
6.時間がない時に用件だけ伝える場合
慌ただしくて申し訳ありません
ゆっくり話す時間がないときに、電話する場合にふさわしいフレーズです。
時間がなく慌ただしい電話になっても「慌ただしくて申し訳ありません」と断れば、申し訳けない気持ちが伝わります。
7.電話の声が聞きにくい時に使う
お電話が遠いようで
相手の声が聞き取りにくい場合に使います。
「声が小さいようです」などと言うのは失礼です。
「お電話が遠いようで」と言って電話が聞こえない原因は、相手ではなく電話のせいであるように伝えるといいです。
その他の電話をかける時に役立つフレーズ集
電話をかけて謝罪やお礼をする時には、下記を参考にしてください。しかし、謝罪やお礼は顔を見て直接伝えることがベストなので、まずは電話で伝えたあと先方に出向くのがいいですね。
また電話で事情を説明したり、質問をしたり何かお願いをする時などもあるので下記を参考にしてください。
・相談に乗ってもらったお礼の敬語と文例!上司などビジネスシーンで
・【質問の仕方】仕事でわからない事を聞く術15選!ビジネスシーンに
最後に
いかがでしたか?
今回は、電話をかけるときに使う礼儀正しい話し方・敬語についてご紹介しました。
電話をする時は、顔が見えない分対面で話す時よりもマナーがしっかりとしてないと悪い印象を抱かれてしまう可能性もあります。
電話をかける時は今回ご紹介した礼儀正しいマナーを覚えてしっかりと活用してみてください。