このページでは、ビジネスシーンやプライベートでも使える「抗議する・指摘するの敬語と例文」についてご紹介しています。
指摘や抗議をするときは、どうしても相手に不愉快な思いをさせてしまいがち。
ですので、今回は相手に不愉快な思いや相手を怒らせることなく、抗議や指摘する敬語や例文をご紹介します。
目次
相手を怒らせず抗議や指摘するフレーズ
抗議や指摘する伝え方として、様々なパターンがありますので今回は下記の4パターンのフレーズを紹介します。
- 指摘や抗議する基本フレーズ
- 急いでほしい時のフレーズ
- 約束が違うと感じた時に用いるフレーズ
- 様々なシチュエーションの指摘するフレーズ
指摘や抗議する基本フレーズ
指摘や抗議をする時に用いる基本的なフレーズです。
何かの手違いかと存じますが
前置きとして「勘違い」や「手違い」とはじめに言っておくとそのあと、はっきりと問題点を指摘しても角が立ちません。
納得しかねることです
相手の説明や言動が納得できない場合に抗議する言い方。
承知しかねることです
こちらも、上記と同じように相手の説明や言動が納得できない場合に用いる言葉。
理解しかねることです
こちらも、上記と同じように相手の説明や言動が納得できない場合に用いるフレーズです。
すみません。少し誤解があるようですが
相手が誤解している事をやんわりと伝えるフレーズ。
急いでほしい時のフレーズ
申し訳ございません。急いでくださると助かるのですが
「助かるのですが」または「ありがたいのですが」を語尾につけて話すと急いでくれるようにソフトに相手に要求する事が出来る伝え方。
例⇒「申し訳ありませんが、○○のご返信ですが急いでくださると助かるのですが」
約束が違うと感じた時に用いるフレーズ
私の手元の記録では○○となっておりますが
相手の説明が以前の説明や約束と違った時に切り返すフレーズ。
この場合、記録をつけておく事が必要です。
お約束と違うようですが
相手が約束と違うことを言ってきた場合の返答フレーズ。
特にお金をめぐるやりとりや、約束の期日が決めた事と違うときなどに使えます。
お忙しくてうっかりされたのだと思いますが
約束していた事などを仕事の相手が忘れていた場合に指摘するフレーズ。
様々なシチュエーションの指摘するフレーズ
判断としない点もございます
相手の説明がすべて理解できないわけではないが、要領をえないときにそれを指摘する言い方。
まだ考える余地があると思うのですが
相手の計画や意見に全面否定ではないが、もう少し何かが足りない感じがする事を伝えるフレーズ。
私の立つ瀬がございません
相手の言動によって、立場が不利になったり面目がつぶれてしまった場合に抗議する言葉。
お含みおきください
とくに表には出せない話しの場合
相手に条件や問題点を指摘するフレーズ。
商談の講義の場面などでは、場合によっては脅しのフレーズとなる場合があります。
その他の指摘や抗議をする時に役立つフレーズ集
指摘や抗議の際に自分の意見を伝えたり、事情を説明する時に便利なフレーズ集です。
また、指摘や抗議をしたものの自分の意図したものとは別の事が伝わってしまった場合などは、きちんと謝罪ししっかりと説明し直す必要があります。
・意見を述べる敬語!上司に反論・言いにくいことを伝える言い方・例文
・【質問の仕方】仕事でわからない事を聞く術15選!ビジネスシーンに
※意図したものとは別のことが伝わってしまった場合の謝罪はこちら
【言い過ぎた時の謝り方】職場や彼氏、彼女にもごめん最後に
相手に指摘や抗議をするときは、どうしても角が立ってしまいがちですよね。
しかし、指摘や抗議はビジネスシーンでは欠かせないフレーズです。
自分の伝えたいことも言えずそのまま話を進めてしまっては、後々トラブルにもなりかねません。
うまい伝え方を覚えて、しっかりと伝えましょう。
また指摘や抗議だけでなく相手の意見が正しいと思ったのなら、しっかりと同意することも大切です。
※同意する言い方は別記事にまとめましたので「同意する言い方!賛成するの敬語・丁寧語の例文」を参考にしてみてください。