固まったハチミツの溶かし方2選!固まる原因と固まらない保管方法も

ハチミツの写真

色々な効果や効能のあるハチミツ

料理や紅茶などに入れても美味しいし、美容や健康にもいいとされている万能な効能を持つハチミツですが1つ弱点があります。

それは、寒い冬などに「白く固まる」こと。

料理に使おうと取り出したところ「固まってて使えない!」といった経験はあるはず。

溶かして食べようと考えるが、固まったハチミツは食べても大丈夫なのか?心配になりますよね。

そして、温めて溶かしてみたが固まりが残っていてザラザラしていたり、またすぐに固まってしまったりとなかなか面倒ですよね。

なので、しっかりとハチミツの溶かし方や戻し方を知らないといざという時に大変です。

そこで、今回はハチミツが固まる原因固まったハチミツの溶かし方についてご紹介します。

また、ハチミツを固まらないように保管する裏ワザなどもご紹介します。

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固まったハチミツの戻し方

ハチミツ

ハチミツは、気温が13℃から14℃ほどになると結晶化すると言われています。

その結晶を暖めることで固まったハチミツを液状に戻すことが出来ます。

溶かす方法は色々とありますが、今回はとっても簡単な2つをご紹介します。

溶かす方法1:電子レンジで

1番、手っ取り早い方法が電子レンジで食べる分だけ戻す方法です。

しかし、電子レンジはとても簡単で手っ取り早い方法ですが、1つだけ注意しないといけない点があります。

それは、温め過ぎてしまうこと!

ハチミツは45度以上になると成分が変化するので、電子レンジで溶かす場合は注意が必要です。

使用する電子レンジに温度設定機能がある場合は「45℃」ぐらいに設定して温めて下さい。

もし、ない場合は30秒ほどの短い時間で様子を見ながら温めて下さい。

また、電子レンジは温めるものによっては熱の伝わり方にムラが出てしまう場合があるので、かき混ぜながら温めましょう。

方法は簡単!

.耐熱容器に使う分だけハチミツをうつす

.温めすぎないように温度を「45℃」ぐらいに設定する(「ミルク温め、みそ汁温め」の機能があればそれに設定)

.時々、かき混ぜながら短時間(30秒ほどずつ)温める

温度が大事!かき混ぜながら様子を見て少しずつ加熱していく!

溶かす方法2:湯せんで

ハチミツ

次に、湯せんでの戻し方をご紹介します。

この方法はハチミツメーカーさんのほとんどが推奨している溶かし方です。

ビン全体を鍋に入れて湯せんで溶かす方法なので、一度にハチミツ全体を溶かすことが出来る方法です。

ハチミツの量や結晶の状態によって変わりますが、約30分ほどで元のハチミツに戻ります。

こちらの方法は少し手間がかかりますがハチミツ全体をしっかり溶かすことができ、結晶をしっかり溶かしておくと、固まりにくくなるのでオススメの方法です。

しかし、何度も言うようにハチミツは45度以上になると成分が変化するので、温度に注意しながら溶かしていきましょう。

方法は簡単!

.鍋に水を入れ、固まったハチミツが入ったビンのまま入れます。(ビンのふたは取って下さい)
※水面がはハチミツの量より少し下になるようにして下さい。

.鍋を火にかけ、50~60度ぐらいのお湯で湯煎にかけ、ハチミツをかきまぜながら結晶を溶かしていきます。

.結晶が溶けたらお湯から出して自然に冷ましてください。

お湯が熱くなりすぎないように注意してかき混ぜながら温める!


CHECK
ハチミツを溶かす際の注意点のまとめ
  • ハチミツは45度以上になると成分が変化してしまうので温度に注意!
  • かき混ぜながら溶かしていこう!
  • 結晶をすべて溶かさないとまたすぐに戻ってしまう!
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固まったハチミツを食べても平気なの?

ハチミツが固まってしまったときの戻し方をご紹介してきましたが、そもそも、固まったハチミツを食べても大丈夫なのか?心配になりますよね。

冒頭でも説明しましたとおりハチミツは、気温が13℃から14℃の温度でほとんど結晶すると言われています。

そのため、品質や栄養分等が変質したとか腐ったというわけではありませんので、固まったハチミツを食べることは、なんの問題もないようです。

しかし、何度もご説明している通り温めすぎると成分が変化するので注意が必要です!

ハチミツについてもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ

ハチミツ種類別の効果・効能について

ハチミツは、二日酔いに効果もあり

ハチミツが固まらないようにする裏ワザ

ハチミツ

ハチミツが固まってしまった時の溶かし方についてご紹介しましたが保管を工夫することで固まりにくい状態を保つ事も可能です。

最後に、ハチミツの特徴を活かした固まりにくい裏ワザが3つありますのでご紹介します。

固まりにくい裏ワザ1:温度が一定の常温で保管

ハチミツは常温保存は18~24℃ぐらいと言われてます。

流しの下などに保管されているご家庭が多いかと思いますが、ハチミツは吸湿しやすいので流しの下よりも温度が一定の常温のところ、つまり食器戸棚の中などがオススメの保管場所といえます。

固まりにくい裏ワザ2:冷凍庫で保管する

もう1つ保管場所でオススメなのは、冷凍庫です。

ハチミツが結晶化しやすい温度が大体13℃から14℃といわれています。

一般的な冷凍庫の温度は-18℃ほどですので、冷凍庫保存ではハチミツは結晶化しにくいのです!

でも、結晶化しにくいといっても冷凍庫だから凍っちゃうのでは?と心配になると思いますが安心してください。

ハチミツの凍る温度は-20℃~-25℃ほどなので、一般家庭の冷凍庫に入れただけではハチミツは凍らないのです。

なので、冷凍庫は固まらないですし、凍らない!最適な保管場所といえますね。

結晶化しなくても少し硬い液状になるので使う前に食べる分だけ常温に出しておくなどすれば、美味しく頂けます。

固まりにくい裏ワザ3:固まりにくいハチミツを購入

スーパーなどには、結晶化しにくいハチミツが販売されているので、そのハチミツを購入するのも1つの手ですね。

ハチミツに含まれる花粉を中心にしてブドウ糖が集まったものが結晶なのですが、この核となる花粉を取り除くなどの加工をしてあるハチミツは一般的に結晶化しにくいハチミツといわれてます。

それを購入することで、固まってしまったと悩むことも減りますね!

固まったハチミツを溶かすのは簡単

ハチミツ

今回は、固まったハチミツの溶かし方や固まってしまう原因などをご紹介してきました。
どれも簡単なものばかりです。

冷凍庫で保管するだけで固まりにくいし、凍ってしまうこともない!なんて驚きです。

今回の裏ワザを上手く活用して、毎日美味しいハチミツを食べたいですね。

様々な効能のある美味しいハチミツを生活に取り入れて、元気な毎日を過ごしていきましょう!!