このページは「知り合いが多い!知り合いが有名人!といった自慢をする人の心理」についてご紹介しています。
「私、○○さん(有名人)と知り合いなのー!」
「私、知り合いが多いのー!」
と、やたらと周りの友人や知り合いを自慢したがる人、いませんか?
こういった人は、学校に1人、職場に1人・・・いてもおかしくないです。
聞いててイライラしちゃう場合は、不愉快さえも感じてしまうという声も・・
今回は、知り合いの自慢をする人の心理について調べました。
また、その背景にはどういった気持ちがあるのかも解説します。
目次
知り合い自慢をする人の心理
周りの友達や知り合いのことを自慢してる人の心理はズバリ簡単にいうと
「他人の栄光にあやかって、自分の価値を高めたい」のです。
※例えば、知り合いにテレビに沢山出てて、誰もが知ってるような有名人がいるとします。
その人がテレビに出てるのを友人と一緒に見てたら、思わず
「あっ!私この○○さんと知り合いなんだ!」って自慢したくなりませんか?
そんな有名な人と自分が知り合いなんだ!ということもスゴイ!となりますが、その人のことを自慢することでその人の評価を自分にも分けてもらえるような感覚になっているのです。
これは、「栄光浴」という心理作用なんです。
栄光浴とは?
高い評価を得てる人と自分を関連付ける事は=自分の評価につながる、自分の評価になると思う
これが、栄光浴という心理作用なんです。
誰からも高い評価を受けていたり、誰もが知っている芸能人や有名人などを自慢するのは、その典型的な例ともいえるでしょう。
または、芸能人でなくても友人が何かの大会で優勝したり、社長であったり、お金持ちであったりなど一般的に評価が高いと思われる人が知り合いにいることを自慢するのもこちらの心理作用が働いています。
栄光浴は、逆によくない評価を受けてる人との距離は取りたがります。
よくない評価は遠ざける
栄光浴は、反対によくない評価を受けている人との距離は取りたがる傾向があります。
その低いよくない評価を自分とつなげるのを避けるためです。
例えば、応援してるサッカーチームが優勝した時は
「私が応援してたチームが優勝したー!」
と自分のことのように話すのに対して
負けてしまった時は、「最近、あのチーム弱いんだよねー」と少し距離を置いて遠ざけた言い方をすることがあります。
このように、他人から見た自分への印象をコントロールしたり、
自分にとって望ましい印象をもってもらうために振る舞う事を「自己顕示」といいます。
知り合い自慢をする人の背景には何がある?
知り合い自慢をする人の心理は、上記で説明した通りですが、その背景には様々あります。
- 自分の評価を上げたい
- 自信がない
- コンプレックスを隠すため
- 自分も同じだと思われたい
- 優位に立ちたい
1.自分の評価を上げたい
まず、あげたとおり自分の評価を上げたいという心理が働いているため、知り合いの自慢をするというものです。
他人の評価を自分と関連付けて自分の評価も高めたいという気持ちの表れです。
2.自信がない
自分に自信がないのを隠すため、知り合いの自慢をするという理由もあります。
自信がなく、自分に自慢できることがないと感じているため、知り合いの自慢をすることで自分の評価へとつなげ、自分の自信へとつなげているのです。
3.コンプレックスを隠すため
コンプレックスがあるのを隠そうとしている心理が働き、知り合いや友人の自慢をしてしまう人もいます。
あまりにも知り合いの自慢が多い人は、この理由が背景にある可能性があるでしょう。
コンプレックスは、誰でも一つくらいはあるでしょうが、それを隠したいという気持ちが強い人は、周囲にいる輝いている人の評価を自分にも分けてもらい、そのコンプレックスを隠そうとしているのです。
4.自分も同じだと思われたい
社長やお金持ちなど、世間一般的に「成功者」と呼ばれるような人が知り合いにいるのを自慢したがる人は、その人達を同じ「成功者」になりたいと強く願っている人や、その成功者たちと自分は同じところにいると思われたいという気持ちが表れている可能性があります。
5.優位に立ちたい
社長やお金持ちなど、世間一般的に「成功者」と呼ばれるような知り合いを自慢する理由として、もう一つ。
それは、優位に立ちたいという気持ちの表れです。
その自慢話をする相手に対して、自分のほうが上なんだ。と優位に立ちたいという気持ちが表れている可能性があります。
大袈裟にいえば、「あなたと私は住んでいる世界は違うんだよ」ということを遠回しに伝えて、”自分のほうが上だ”と優越感に浸っているのです。
もちろん、全員がその気持ちがあるわけではありませんが、その可能性もあるということです。
まとめ
知り合い自慢をする人の心理をご紹介しましたがいかがでしたか?
友人や、知り合いの自慢があまりにも多い人は自分に自信がなかったりコンプレックスが隠れている場合もあります。
誰しも、こういった経験はあると思いますが、あまりにも知り合い自慢が多いと周囲からは、煙たがられる可能性もあります。
自慢は、ほどほどにしたいですね。